おはようございます!
またまた久しぶりの投稿になってしまいました。
今回はトマトの苗作りについてお話しします
この画像は同じ日に種を撒いた苗ですが生育に差が出ています。
違いはなんだと思いますか??
正解は左側がポットの大きさと土が違います!
右側の方がポットが大きく、土も自分で作った堆肥を使用しています!
ポットと土でこんなに差が出るの?って思いますが出てしまいます!!
これだけ生育が違うと収穫も10日以上遅れてしまいます。
収穫が10日遅れると収穫3回から4回分の差が出てしまいます。
一回の収穫が10万円だとしたら30〜40万円、20万円だとしたら80万円近く差が出てしまいます
農業者としては少しでも早く収穫したいのですからこの10日差は絶望的な差になります。
農業界には苗半作と言う言葉がありますが、苗で一生の半分が決まってくると言います!
僕が苗作りで大切にしていることは
1.根っこをストレスなく根の量をできるだけ増やす
2.病気にかかりやすいため、より注意して観察し防除する。
3.肥料をしっかり効かせて丈夫な身体にする
主にこの3つです。
個人的に苗作りは子育てと似ていると思っています(子どもはいませんが笑)
子どもと一緒で特に苗が小さいほどトマトは病気にかかりやすいんです!
だからまずはしっかり根を張らせて丈夫な身体を作る土台を作ります(人間もやっぱり下半身から鍛えないとですね笑)
そして病害虫に注意しながら肥料もしっかり効かせて丈夫な身体を作ります(個人的にはカルシウムをしっかり与えるとより丈夫な身体ができると思っています)
⚠肥料のやりすぎには注意です(バランスが大事!)
子どものうちにがっちりした身体を作ることができれば大人になっても病気にもかかりにくく、スタミナもあってたくさんの実を成らせることができるトマトができるのです
これらの点を満たせるような土、肥料、資材を毎年のように試験しています!
だからポットはできるだけ大きく、土も根っこがよく張れるように配合のバランスを考えて作り、ポットもシルバーを使い暑さが少しでも抑えられるようにしています!
肥料もバランスよく効くように量やタイミングに注意して与えています!
色んな工夫の先に美味しいトマトが作れると信じて栽培しています!
そしてもうすぐ収穫がはじまります!
今年は色んな品種を栽培しているのでそちらの紹介は次回のブログで!!
お楽しみに!!